遅延型アレルギーは食物過敏とも呼ばれ、原因となる食物を摂取してから、反応するまでに時間がかかります。
メンタル面への影響や、肥満との関係も報告されており、複数の症状や不調が同時に発生していることが、多いのも特徴です。
即時型アレルギーは、ほとんどのケースでアレルゲン摂取後、2時間以内にアレルギー反応が認められます。
遅延型アレルギーは、アレルゲンを摂取してから反応が起こるまでに時間がかかり、アレルギー反応の出現が遅れます。
私たちの身体には、5種類の抗体が存在します。抗体とは、侵入してきた病原体にくっついて、これを無力化するように働く免疫物質。タンパク質でできており、免疫グロブリンとも呼ばれます。最も食物アレルギーと関係する抗体は「IgE」と「IgG」の2つです。
① アレルゲンが体内に侵入し、IgE抗体が鼻や腸の粘膜・皮膚などのマスト細胞に結合
② 再び侵入したアレルゲンが、マスト細胞に結合しているIgE抗体に接触
③ マスト細胞が活性化し、ヒスタミン等の化学伝達物質が放出される
④ ヒスタミン等の化学伝達物質の放出により炎症反応が起こる
① アレルゲンが体内に侵入し、血液中でIgG抗体と結合
② 血液中でアレルゲンとIgG抗体が結合して、抗原抗体複合体になる
③ 抗原抗体複合体は時間をかけ体内を循環し、体内組織に付着する
④ 付着した抗原抗体複合体により様々な症状が現われる
血中や唾液、初乳、粘液や胃液など分泌物や粘膜に多く、血中でY字型、粘膜でY字構造が2つ結合。IgG抗体と同様に遅延型反応と考えられています。
IgD抗体の働きについては、まだ不明です。
リンパ球や血液中に見られ、細菌やウイルスに感染したとき、最初に作られる抗体です。そしてIgMが作られた後に、本格的にIgGが作られます。
即時型では反応しなかった食物が、遅延型では反応し、それが私たちの知らないところで慢性的な疾患や症状を引き起こす可能性があるのです。
病院で保険の適用範囲内で受けられるアレルギー検査は、即時型アレルギー(IgE抗体)を調べる検査です。しかし、「非即時型」に分類される遅延型アレルギー(IgG抗体)も10年以上前から医療機関を中心に採用されています。
弊社では、皆さまのご要望のもと
この度、遅延型アレルギー検査の
販売を開始いたしました。
症状:湿疹、偏頭痛(30代女性)IgG 96スタンダード・フード・パネル(日本)
症状:多動行動(小学生男性)
IgG 96食品(日本)&IgG 16ミニ吸入抗原セット・パネル/カンジダ抗体パネル/
代謝&環境汚染物質パネル
検査結果が出たら
症状が改善
完全除去を継続
改善無し
摂取を再開
何かを引いたら、その分足す。
たとえば卵を除去する方は、お魚やお肉、大豆など、その他のたんぱく源をバランスよく摂取するようにしてください。バランスの取れた食生活を心がけることが食事の原則です。
しかしながら、アトピーの子供の約3分の1はアレルギーの兆候に気づいた事のない家族から生まれているという事実もあります。これは、両親にアレルギーの兆候さえなかったのに、子供はアトピーになってしまったというケースです。
つまり、アレルギーは、食物や吸入などの摂取環境から、場所や時代がもっとも重要な要因となることは明らかです。しかし、アレルギーになりやすいかどうかは、遺伝により受け継ぐ素因が影響していることも確かです。
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